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妊娠5か月の戌の日に、妊婦さんと赤ちゃんの健康と安産を願って行う帯祝いは、ごく身近な人だけで行う行事です。そのため、帯祝いのお返しは基本的には不要とされています。

とはいえ、時代とともにお祝いの仕方も変わりゆく中、お返しをした方がよいケースもあるでしょう。

ここでは、帯祝いの内祝い(お返し)のマナーについてご紹介します。

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帯祝いの内祝い(お返し)は基本的に不要

現代の帯祝いは、神社での安産祈願祈祷の後、ごく近い親族を招き、祝い膳を囲むスタイルが一般的です。結婚祝いのように外部へ広く向けたお祝いではなく、身内だけで祝う行事のため、基本的に帯祝いに対するお返しは不要とされています。

お返しをした方がよいケース

日頃のお付き合いの中で、お返しをしたほうがよいケースもあります。

帯祝いは、ごく近い身内だけで行う安産祈願の儀式ですから、それ以外の人、つまり、食事の席に招いていない遠縁の親戚、ご近所の人、友人、会社の上司や同僚などからお祝いをいただいたときは、お返しをするのが礼儀です。

ただし、安産祈願の「お守り」だけをいただいた場合は、すぐにお礼の品を贈る必要はありません。まずはすぐにお礼を言い、出産後に改めて「お守りをいただいたおかげで無事に出産できました」と報告すると良いでしょう。お守りをいただくような間柄であれば出産祝いをいただく可能性も高いので、「出産内祝い」を選ぶ際は、一般的な相場(半額から3分の1程度)よりも少し高めの予算で品物を選ぶと良いです。

地域によって変わるしきたり

地域によっては、「紅白餅」や「赤飯」を内祝いとして贈ることが一般的なところもありますので、親や近所の方など、その土地に詳しい人に確認すると安心です。

プチ雑学

かつての内祝いは、「身内のおめでたい事や喜び事をお裾分けする」というように、皆と慶事の気持ちを分かちあう意味合いのものでした。そのため、昔の人はお赤飯や紅白餅を、親族は勿論、近所の人など日頃お世話になっている人にも配っていました。
しかし、現代における内祝いは、お祝いに対する「お礼」の意味で使われることが多くなっています。

お返しをしない場合もお礼は必要

内祝いが不要な場合でも、必ずお礼は伝えましょう。

正式には、手紙やハガキでお礼状を送ることがマナーです。
お祝いをいただいたら、その日のうちか遅くとも2~3日以内にお礼状を作成し、1週間以内には相手の元に届くように送ります。

最近では、電話、メール、LINE、SNSなど、手軽に連絡をとれる通信手段のみでお礼を伝えるケースが増えていますが、これらの通信手段で取り急ぎお礼を伝えた後、改めてお礼状を送ることで礼儀正しい印象を与えることができます。特に、目上の人や礼儀を重んじる相手に対しては、お礼状で感謝を伝えることが望ましいでしょう。

離れて暮らす親族には、戌の日の安産祈願の写真を同封したり、写真付きハガキにして送るのも、元気な姿が伝わり喜ばれます。

内祝い・お返しを贈る時期

安産祈願の後、祝いの席を設ける場合、出席者にはその場でお礼とともに菓子折り等を手渡ししてもよいでしょう。

祝いの席に参加していない方からいただいた場合は、いただいてから遅くとも1週間~1か月以内に内祝いを贈るのがマナーです。

お返しの相場は?何を返せばいい?

内祝い(お返し)をする場合は、以下を参考にしてみてください。

内祝いの相場

お祝いをいただき、お返しとして内祝いをする場合は、いただいた帯祝いの「3分の1から5分の1」を目安に選ぶとよいです。あまりに高額なお返しは、かえって相手を恐縮させてしまうため注意しましょう。

品物の金額が分からず迷ったときは、金額を厳密に考えず大体で大丈夫です。あくまで感謝の気持ちを伝えるものなので、先方が恐縮しない程度の1,000円~5,000円程度のものを選ぶ人が多くなっています。

何を贈る?帯祝いのお返し選び

古くからの風習が残る地域では、「紅白餅」や「赤飯」を贈ります。
この場合、金額の大小にかかわらず、一律の場合が多いです。

最近は、お菓子の詰め合わせ、佃煮、お酒など、日持ちする物を贈る人も増えています。

相手の嗜好が分かる場合は、相手の好みに合わせると喜ばれるでしょう。
何を贈るかどうしても迷う方は、カタログギフトを贈っても大丈夫です。

内祝いの熨斗(のし)の書き方 <水引・表書きのマナー>

水引の種類 紅白の蝶結び(花結び)
のし飾り 生ものを贈る場合は「熨斗なし」
のし紙の表書き 「帯掛内祝」「着帯内祝」「内祝」「御礼」
名前の書き方 下段に書く名前は、「夫婦連名」または「夫婦の姓のみ」を記載します。

●書き方の見本●

「のし飾りあり」「夫婦連名」の場合

のし紙の表書き:帯掛内祝(熨斗飾りあり、夫婦連名)の見本

「のし飾りなし」「姓のみ」の場合

のし紙の表書き:帯掛内祝(熨斗飾りなし、苗字のみ)の見本

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